男優、今が一番人手不足説

2022年頃からのAVの話です。
この頃と言えば【AV新法】で話題になりましたが、その影響で作品内に変化が起きました。

それは

【モブに有名男優が起用される事になった】

です。

ここで新法について少し触れるのですが、

①作品を撮り終えてから４ヶ月間はその作品を世に出してはいけない。

②出演者は撮影日から１ヶ月前に契約書を交わさなくてはならない。

③出演者は（確か）作品が発売されてから２年間は販売停止の権利がある。

この３つが大きな項目だと思うのですが、②の部分で上記のような事態になったと思います。

女優さんが体調不良等で撮影日に来れない…というのは元も子もないのですが、もし万が一【男優が当日に風邪を引いてこられなくなった】となれば、もうその時点で詰みです。

それを避けるために、モブにも有名男優を起用しリスクヘッジをしているのだと思います。

しかし、そうなると何が起こるか。

単純にその現場で必要な男優の数が２倍になっているので、
絶対に男優の数が今足りなくなっていると思います。

そして先日、S1・アイポケ・MOODYZ・SODの４メーカーのにおける10年間のパ●パン率調査をしたのですが、下の図の【デビュー人数】の所を見て下さい。

AV新法が施行された2022年はその影響でAVが全体的に発売出来ない期間があったので若干少なめですが、年々デビューする人が増えてきているのが分かると思います。これはつまり必要な男優の数も増えているという事にもなります。

???「じゃあ新人男優めっちゃ起用すればよくね？」

そう思う方も多いと思うのですが、AV新法の③の影響でなかなか新人男優を起用しずらいのです。
元トップ男優のしみけんさんも以下のようにおっしゃっています。

AV新法のおかげで

新しいAV男優は生まれなくなりました。

1ヶ月前契約なので、信用問題とぽっと出男優の取り下げリスクを考えると…

AV新法が改正されるまで、今のAV男優のみで作品を作っていく事になります。

それって…どうなの！？🥶

学生役が全員40代になっちゃうよ！！

— AV男爵しみけん (@avshimiken) June 28, 2022

AV新法で

困ってる人9割
喜んでる人1割

この喜んでる1割は"今まで仕事がなかった3流男優"たち。

新法対策でメイン男優が体調崩した時用に「サブ男優」というカテゴリーが誕生した。

メインが倒れない限り、サブは自宅待機してるだけで2-3万円の満金ギャラを手にする。

メーカーさんが大変過ぎる。 pic.twitter.com/wnZSeZRt0i

— AV男爵しみけん (@avshimiken) October 30, 2022

信用問題…

そうですよね。知らんヤツを作品に出して

???「さーせん、やっぱ販売停止でっ☆（ﾍﾟﾛｯ）」

なんて言われたらたまったもんじゃないですもんね。

だから、2024年と2025年に発売されたバコバスを見て僕は仰天しました。

オール素人男性。しかもガチの。

こんなのリスクの塊だし、よく出したなぁ～～と思いましたね。

という訳で、これからのAVはおじさんだらけになってしまうのか。要注目です。

以上！